ロードサイド用地とは、中心市街地から「少し」離れた道幹線道路沿いの土地のことです。
街の中心部ではないものの、中心部からさほど遠くない場所であることがポイントです。
ロードサイド用地は交通量が多く、飲食店やスーパーなどの店舗に適しています。
地域性に合った店舗を作れば比較的収益化を狙いやすい利点がありますが、撤退や解約で収入が減るリスクや、長期契約を交わすため土地を自由にできない、固定資産税の節税ができないデメリットもあります。

そして、ロードサイドの土地であればどの土地活用にも適しているわけではなく、太陽光やトランクルームはおすすめできません。
ロードサイドの土地は、企業やユーザーにとって利便性のある施設を展開するのが望ましいからです。
その他、駐車場や看板などは需要が見込めるので、土地に手を付けていないのであれば選択肢として考えても良いでしょう。

しかし、より良い方法で土地を活用したいと考えているのであれば、早めに移行して収益を狙うのがおすすめです。
また一言でロードサイド用地といっても、周囲の環境、人口や地域性などはそれぞれ違います。状況に応じて土地活用の専門会社に相談して、土地を貸すべきか、売却すべきか等も考えなければなりません。